見えないと言う証明
こんにちは☀️
社会人アーティストのまえぽんです。
MRI検査を受けに行った時に
大学病院の会計で
ちょっと〝もやっと〟しました。
会計を済ませようとフロアに降りた時の事…その病院には足掛け10年ほど通っていましたが、建物がリニューアルして〝障害者などの優先窓口〟あったことを昨年まで知りませんでした。
私は裸眼で歩く時、眼のコンディションが悪い時などに白杖を使うのですが、たまたま杖に気づいたスタッフの方に誘導して頂いた事でこの窓口の存在を知ったのです。
それまではクネクネとした列の最後尾を何とか探して並んで、会計のスタッフの方が何番の窓口に居るのか?
どこの窓口が空いたのか?
どこで呼んで居るのか?
全集中して並んでいました。
専用の窓口を設置された事でどれほどストレスが軽くなったか知れません。
私は有り難く使わせて頂いていたのです………なのに…。
優先窓口何空いた様なので前に進み、
会計票、診察券、保険証
🟥マルショウ受給者証🟥
を揃えて
〝お願いします〟と窓口に出したら
列に並ばれていましたか?
と言われたのです。
えっ?
ここはサポートが必要な人用の窓口ではないの?
と、思った時さらにその人は
網の方に行って下さい
網? どこ?
私は並ばずにズル込みした様な扱いにされてるの?
なんだかその場に居たく無くなって
後退りしてしまいました。
こんな事なら
こんな窓口に来なければ良かった…
後退りしたけれど
直ぐには最後尾は探せません。
それで2、3歩歩き出した時
別のスタッフが声をかけてくれました。
どうなさいましたか?
あの
網のところに行く様にこの窓口で言われたので…
いえ、お客様はこの窓口をお使いになれるんです。
どうぞこちらへ。
その人は全てを解った様でした。
私が🟥マルショウ🟥を持っていた事も
白杖を持っていた事も。
私を突き放したスタッフに目配せしていた様でした。
見えませんが、空気でわかりました。
申し訳ありません。
白い杖が見えなかった様で…
声をかけてくれたスタッフは私に平謝り。
窓口にいたスタッフは何も言いません。
🟥マルショウ🟥とは
心身障害者医療費助成制度の事を言います。
丁重にお礼を言って病院を出たけれど
なんだか釈然としません。
あそこでの何か言えば良かったのだろうか…?
頭をよぎりました。
白杖を持たない弱視者だってあの窓口は使って良いはずだ。
杖がなければ並んで下さいと追い返すの?
あの時私ははっきりと🟥マルショウ🟥を窓口に提示したのに。
百歩譲って…杖を見逃したのなら仕方ない。
でもあの受給証を見て何も感じないようなスタッフが会計に居るなんて疑問でしかありません。
優先窓口を設けて下さったことには感謝しています。
ですが、設ける側と利用する側双方に情報不足や理解の不足があるように思えて残念でなりません。
杖を持っていれば
車椅子に乗っていれば
付き添いがいるから
そんなことは色眼鏡でしかありません。
困っている人のために
助けを求めている人のために
その窓口はあるのではないでしょうか。
🍀まえぽん
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