いつから見ていたんだろう

こんにちは🌞
社会人アーティストのまえぽんです。

明日は義理の父の祥月命日なのですが、
ここ最近立て続けにちょっと不思議なことが起こりました。
7月の29日✨義理の母の祥月命日に
自分の母親を想像するような出来事があって
8月4日✨義理の父の祥月命日近くに
今度は自分の父親を思い出すようなことが…

7月の時はふとした場所から
母の手書きのポチ袋が見つかりました。

〝頑張ったね 
何か絵の道具でも買いなさい〟

そんなふうにさりげなく
心遣いをしてくれる母でした。

次はつい今朝のこと
明け方にうつらうつらと夢を見ました。
〝おい洋子、今度はどこで歌うんだ?
俺のLINEに送っておいてくれよ〟
それは紛れもない父の声でした…。

夢と言うのは本当に脈略のないもので
父はスマートフォンはおろか
携帯電話だって社用携帯(ムーバだよ、ムーバ)も使いこなせないまま働き盛りの時に亡くなったわけで…

LINEなんて、とんでもない❗️

しかも父は
私がホールやライブハウスで歌ったところを見たことがありません。

だけど私にはわかるのです。
東京国際フォーラムの時だって
飯田橋の駅前で歌った時だって
北千住のライブの時だって
父がそこにいてくれたことを…🌈✨

高校を卒業するあたりからだったでしょうか
父は頻繁に私をスナックに連れて行くようになりました。
いや、正確には
〝お金がないから迎えに来い〟
と言うあからさまな嘘をつき
母に愛想をつかされ
仕方なく私が回収に向かう…と言う感じ。

やっとの思いで店に迎えに行くと
父は待ちあぐねた感じてこう言うのです。

〝お前、何か歌えや〟

駆けつけ一杯と言う話は聞いたことありますが、駆けつけ一曲かい⁉️

そこからはしばし続くセッションタイム。
居合わせたお客さんとデュエットしたり
〝これ歌える❓〟とかリクエストもらったり
お隣さんからだよーとママがフルーツを持ってきてくれたり…
もしかしたら店の売り上げにも貢献していたんではないだろうか❓

そんな様子を父は得意げに見ていた気がします。既にライブ状態でした。

父はよく衝動買いをする人で
母に相談もなく電子レンジや冷蔵庫なんかを買ってきたものです、
車通勤の帰り道、ラジカセやら、ワイヤレスマイクやらいろいろ買ってきました。
私はそれを使って家で歌い
練習させて貰いました。

歌うことが好きだったけれど
ここまで続けているとは思いませんでした。
父はいつから見ていたんだろう
歌い続ける私が見えていたんだろうか。

時々そんなふうに思うんです。



🍀まえぽん

社会人アーティストまえぽんの毎日がポンポコピ〜

歌い語り描き書く表現者まえぽんです。 ✨福祉施設などに歌とお話をお届けする音楽ボランティアをさせて頂いています。コロナ禍で活動自粛の状態でしたが、リモートによる慰問や、音楽インストラクターとして施設スタッフとして加わる事で活路を見いだすことができました。 より多くの福祉関係者の方にこのことを知って頂きたくこのブログを立ち上げました。 ご興味を持っていただけたらフォローよろしくお願いします❣️

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